こんにちは。
この間も少し書いたのですが、ハワイに持っていくリュックを土壇場で買いました。
しかし、取り寄せ商品で、まだ手元に届いておりません。
出発は今週の土曜日です!
間に合わん!なんで今買った!?
果たして土曜日までに届くのか!?
さて、本日は久々のブック記事です。
ゆるいエッセイ、面白いエッセイをお探しの方におすすめです。
朝井リョウ ゆとり三部作
最近一番推している作家、朝井リョウさん。
直木賞作家ですしその才能と実力は確かなもので、すごく深く作品を書かれていますよね。
しかし、エッセイは本当にゆるくて面白いのです。
今のところ、3冊エッセイが出ていまして、順に紹介していきますね。
■時をかけるゆとり
主に朝井さんが学生時代の頃、新卒社会人だったころのお話ですね。
学生の若さとアクティブさ、持ち前の巻き込まれ力が光る1冊です。
私のお気に入りの一編は、眼科医の話です。
■風と共にゆとりぬ
会社を辞めて専業作家になってからのお話です。
少し大人になってお金を使って変なことしてるなぁという印象ですね。
お気に入りの一編は、レンタル彼氏のお話です。
■そして誰もゆとらなくなった
8月に出版されたばかりの新作です。
さくらももこさんのエッセイ3部作を読んで、頭からっぱにして読めるエッセイをいつか自分も書きたいと思ったそうです。
そんな志高い話だったんだ!?
藤谷千明 オタク女子が 4人で暮らしてみたら
オタクマンションってご存知でしょうか?
簡単に説明すると、オタクみんなで相互扶助のもと楽しく一緒に暮らそうよ!といった概念のことです。
未婚化が進む昨今では、オタク活動に精を出した結果、孤独死するのではないかと懸念する人も多いそうです。
そういった不安をオタク同士が一緒に住むことで無くそうと実践されたのが、こちらの本です。
現実的に、他人と一軒家で住むとなるとどのように不動産契約するのか、どのように金銭的な負担を分配するのかなど、気になることがしっかり書かれていて面白かったです。
私も以前は、「あんたのお墓どうしたらええの?」と実姉に老後の心配をガチでされておりました。
オタクシェアハウスって理想的なんだけれど、法的効力のない他人同士が一緒に住むわけで、ずっと続けていけるのかなぁと思っていたら、その辺もちゃんと記載されていました。
オタク女子には刺さる一冊だと思います。
羽田圭介 三十代の初体験
こちらは、芥川賞作家の羽田圭介さんがいろんなことをやってみた経験を綴ったエッセイです。
私も30代になってもまだまだやってみたことがない体験が多くて、手に取った一冊です。
この本を読んで、十二単着たことないわ!と思ったり、羽田さんは女装されていましたが、私は男装したことないわ!と思ったり、やってみたいことがたくさんあってハッとさせられました。
若くはないけれど老いてもいないこの時期にどんどんいろんなことに挑戦していこうと思える本でした。
読書の秋 楽しんでね
ゆるく読書を楽しみたい方は、エッセイを読むのもいいですよね。
私は今、伊坂幸太郎さんのクジラアタマの王様を読みながら、伊坂幸太郎さんの作品だなぁと思っています。あたりまえ体操。
伊坂幸太郎さんのエッセイは3652を読んだことがあるのですが、結構普通の生活文章という感じでした。
こちらもご興味がある方はどうぞ!
では、また。