【本日の一冊】僕の人生には事件が起きない
最近は、毎日ブログを書くことを目標としている。
人間が何かを習慣化するには2カ月ほど物事を継続する必要があるらしい。
まさに今、その習慣化を目指している最中なので、毎日ブログを書く必要があるのだ。
しかし、本来、何かを記録するために始めたブログなのに、ブログを書くことを目的としてしまっている感が否めず、目的と手段が逆転してしまっている。
それでも、継続力を養うためにできるだけ毎日ブログを書いている。えらいね!
だからと言って、毎日面白いことが起きるわけでもなく、新たな発見があるわけでもない。
そんなことを考えていたら、ハライチの岩井勇気さんのエッセイ『僕の人生には事件が起きない』を思い出した。
何もない日常を綴ったエッセイだが、それを逆手にとって日常を楽しいものにしてみようという気持ちで書かれたそうだ。
こんな何もない人間が言うのもなんだけど、分かるぅ〜と思った。
お笑い芸人の方って、売れなかった時代の話や、学生時代の破天荒な行動を面白おかしく話すけれど、岩井さんはそういうタイプではない。
『自分の生い立ちを話せない訳』の項でそのようなことを書かれていた。
私も、学生時代にはちゃめちゃやってました!とかアルバイトに明け暮れた貧乏学生でした!と言うような出来事はなかったし、社会人になってもただ毎日定時出社、定時退勤を繰り返してきた。
ぬるぬるとやる気なく生きてきてしまった。
それも現在進行形で。
だからこそ、ただ、ぬいぐるみを洗濯しただけ、アプリを長く続けただけで少し日常が楽しくなってしまうのだ。
という訳で、本日から何も書きたいことがない日は一冊ずつ過去に読んだ本を紹介していこうと思う。