高校野球を見るのが好きだ。
大抵、夏の大会だと、地方局で地元の大会を放送してくれるので地方予選から観てしまう。
甲子園大会だと、NHKと朝日放送系列で放送していて、どちらかで観戦している。
NHKの良いところは、コマーシャルが無いところと実況が落ち着いているところで、
朝日放送の良いところは球種や打席にいるバッターの情報が細かに画面に映し出されるところだ。
毎年、その情報を見ていて疑問に思うことがある。
選手たちの”好きな言葉”だ。
”感謝”とか”一球入魂”とかなんとなく世間が思う”高校球児っぽい”言葉を挙げる選手が多い。
果たして彼らは本当にその言葉が好きなのかな?と思ってしまうのだ。
そして、素直に好きな言葉を書いた場合どうなるのか気になっている。
”感謝”とか”一球入魂”とかちょっとイメージがつきにくくてよく分からない。
彼らも、”高校球児っぽい”言葉に縛られているところもあるのかな。
本当は、”犬”とか”唐揚げ”だったりしないのかな。
ところで、私の好きな言葉は、”ホバリング”だ。
”ホバリング”と言うと口が満足するし、プロペラで”ホバリング”している姿を想像するとかっこいい。
もし私が甲子園球児になれたとして、好きな言葉はホバリングです!と書いたら、監督さんから叱られたりするのだろうか。
そして、”ワンフォーオール・オールフォーワン”とか書いてしまうのだろうか。