【本日の一冊】社会人大学人見知り学部卒業見込
私がエッセイに興味を持ち始めたのは大学生の頃。
大学生になり、空き時間に図書館に本を読むことが多くなった。
東村アキコ先生の漫画が好きだったので、当時連載されていたコラムを読むために毎月ダヴィンチをチェックしていた。
その時に同じように連載されていたのが、オードリーの若林正恭さんのコラムだ。
当時の私は人付き合いが苦手で人見知りだったので、若林さんの人見知り求心力に引かれていた。
人見知りとして共感したり、私はこんな尖っていない!と思ったりしながら毎月若林さんのコラムも楽しみにしていた。
それから年月が経ち、若林さんは人見知り芸人を卒業されたようだ。
そして、趣味なんてないと書かれていたが、今では趣味を楽しんでいるそうだ。
私も同じだけの月日を経て、自分って全然人見知りじゃないなと思うようになった。
今ではアグレッシブに散歩中に人様の犬を触らせてもらいに行く。
若林さん然り、自分然り人の中身って、案外変わっていくものなのだと実感した。
と言う訳で、本日の一冊は、その頃連載されていたコラムをまとめた本。
私が、エッセイというジャンルを好きになったきっかけの本。
尖ってて人付き合いができなかった頃の若林さんが垣間見えておすすめです。