昨年、久々に会った姉から出た一言目が「バチェラー見てる!?」だったのを憶えている。
見てないし、その前のめりの姿勢なんなんだよと思ったが、私は大体暇な時にはツイッターに駐在しているので、大まかなネタバレを知っていた。
「見てないけど、知ってる。」と答えたら、姉はバチェラー(S3)がいかに悲痛なエンディングを迎えたかを力説し始めた。
そして今年、脱走して地元に帰ったことをゴンの飼い主である幼なじみに伝えたら、「ゴン見においでよ!明日はお母さんとバチェラー観賞会するから実家にいるの」と返信をくれた。
バチェラー(S4)は見ていないが、相変わらずTwitterにいるので大体の流れは把握していた。
その瞬間、バチェラーを見ないといけない!と言う謎の義務感が生まれた。
結果的に体調が悪く、バチェラー観賞会には参加できなかったのだが、私はバチェラーを見始めた。
面白い。
高校野球とサバイバル番組が好物な私、ハマらないわけがなかった。
久々にあった姉に開口一番「バチェラー見てる!?」と今度は私が聞く番になってしまった。
それから、最終回が配信された後、幼なじみと二人でバチェラー観賞会を行った。
幼なじみは1歳の息子を持つ母親で、普段はその子を含めて会うことが多いのだが、たまたま旦那さんの休日と重なったため、久々に二人で会うことになった。
私は、結婚して別の県に引っ越したし、彼女は簡単には自分だけの時間を確保できない立場になって、今まで時間がとっても貴重だったのだとちょっとしんみりした。
さて、二人で、ああだこうだいいながら面白く見ているんだけど、最終的に残った二人の候補女性がそれぞれバチェラーとお付き合いしているような距離感で、絶妙にキモいなと思ってしまった。(ただの悪口)
でもなんだかんだ言って、最後まで見終わってとても満足した。みんな素敵だったね。
夕方5時くらいに、幼なじみは家に帰っていく。
その姿が、小学生のころ、夕方にちびまる子ちゃんの再放送を一緒に見てから家に帰っていく幼なじみの姿と重なって、少しのノスタルジーを感じた。
でも、なんとなく、自分に必要だったのはこういった貴重で、なんでもない時間だったのだと心の中で噛みしめた。
脱走してよかった。(夫ごめん。)
バチェラー鑑賞からよくこの感情を引き出したな!と自分でも思う。
最後に、幼なじみがくれたプレゼントを公開!
彼女は、手作りのお菓子も手作りじゃないお菓子も素敵な言葉もくれたけど、これもとっても嬉しかった。
私がバチェラーならファイナルローズ渡しちゃうね。
フォトアルバムです!しかも本邦初公開リアルゴン
ちなみに、今回のゴンは会ったらうんちじゃなくおしっこしてる姿を見せてくれた。長生きしてね。