漫画『タッチ』は私の好きな作品の一つだ。

80年代と現代では、社会情勢や倫理観が変化しており、私も諸問題に無意識でいられなくなった結果、単純に作品として全てが面白いとは言い切れなくなったが、それでも思春期の私を支えてくれた大切な作品だ。

人生の1作品と言っても過言ではない。

特に印象に残っている回がある。

最終話の一話前、『よびだしベルの巻』では、新体操の大会に出場するヒロイン浅倉南の元へ、甲子園の開会式に参加するはずだった主人公上杉達也が駆けつける。

そして南がピンチの時、いつも達也が駆けつけてエネルギーになってくれた、きっと南のよびだしベルが達也に繋がっているのだと話す。

 

私の呼び出しベルはゴンの飼い主である幼馴染につながっていると思う。

私の元気がない時、必ず連絡をくれて力になってくれる。

なんで、そんなにタイミング良く連絡をくれるのだろう?と不思議になる。

お互い連絡しようと思ったタイミングがかぶることも沢山あり、いつもそれだけで元気になれる。

 

よびだしベル効果かたまに不思議な偶然もある。

中学生の時、ふと私が幼馴染に「告られたやろ。」と口にしたら、幼馴染はその日の前日に同級生の男子に告白されていたことがあった。

なんでそう思ったのか分からないが、なぜかふと出た言葉がそれだったのだ。

 

ちなみに、私たちは、2歳から友達で、今年でなんと30年の付き合いになる。

しかし、実は空白の期間が約3年あり、私が大学生の頃にだけ、連絡をとっていなかった。

その理由は、一応あるのだけれど、なんとなく連絡を取らなかったのだ。

私は大学3年まで一人暮らしをし、大学4年からは実家から通学することになった。

その間も幼馴染は地元にずっといた。

そして、私が一人暮らしの部屋を引き払い、ちょうど地元に戻ってきたまさにその日、幼馴染は私にメールをくれたのだ。

元気?と。

そのまま、夜に会う約束をして、ブランクを物ともせず楽しい時間を過ごし、その後は、何事もなかったかのように1週間に2回会う仲に戻ったのである。

 

本当に縁って不思議だなぁと思うのだけれど、よびだしベルが繋がってる人がみんなにもいるのだろうか?

私は、みんながみんなそうでもないよなぁと思って、いつも幼馴染の存在に感謝をしている。

asukal

くまの○ーさんでいうところの○リストファー○ビンのポジション

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1件のコメント

  1. ゴンの飼い主

    だいすき

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