一番好きな映画は何かと考えた。

邦画だったら『横道世之介』、洋画だったら悩むけど『シックスセンス』かな。

こうして『シックスセンス』が好きだと定期的に実感するとなぜか自意識過剰になってしまう。

『シックスセンス』では赤色が効果的に使われていることで有名だ。

ネタバレだけど、霊が近くにいるときには、赤色が画面に意識的に映し出されている。

そして、同時にキーポイントとしての役割も担っている。

私の日常には特別なことはない。

霊もいない。

そんなこと重々分かっているのに、『シックスセンス』のことを思い出すと赤色のものが気になって仕方なくなってしまう。

iPhone、キャンドルホルダー、モンスターボール、バーコードリーダー。

そんな赤いものを目にする度、今、キーポイントやないか!!!!!と思ってしまう。

全くそんなことないんだけど。

なぜか主役みたいなちょっと険しい顔を作ってしまう。

いや、何も起こらないんだけど。

何かに気づいた顔をしてしまう。

人生の10割分かってないんだけど。

asukal

くまの○ーさんでいうところの○リストファー○ビンのポジション

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